ボランティアの語源とは
ボランティアの語源はラテン語の「volo」(ウォロと読みます。)です。
この意味は、「自分から進んで~する」、「喜んで~する」という意味になります。
この意味から、わかりますように、ボランティアで大切なのは、自発性です。
17世紀の中ごろ、「ボランティア」という言葉がイギリスで使われ始めました。
それは、自分たちの地域を自分たちで守るという「自警団」でした。
自警団は、徴兵や職業的なものではなく、自ら志願した義勇兵、志願兵のことです。
こういったことが「volo」の本当の意味なのでしょう。
現在の日本では、この「volo」は活かされていないことがあります。
「ボランティア推進」が語られるときに、「自発性」や「主体性」といった一番大事なことが、ないがしろにされてしまうのです。
ボランティアというと「良い事だから、子供にやらせよう。」と言う人がいるのが、その理由になります。
子供にやらせるのはボランティアではありません。
自ら「やりたい。」という事がボランティアです。
意味を、はきちがえてはいけません。
日本にボランティアが登場したのはいつ?
日本で、ボランティアが広く知られるようになったのは1970年以降です。
といいますのも、初めて日本に「volunteer」という英語が紹介されたのは、明治の終わりから大正時代に掛けてです。
しかし、国語辞典の広辞苑に「ボランティア」という言葉が紹介されたのは、1969年の第二版でした。
ボランティアが知られるようになった当初は、「善意」「善行」「奉仕活動」と言った言葉で訳されていました。
こういった言葉は本来の意味とは異なります。
ですから、当時の人は「ボランティア」と言いますと、変わった人が行うものと誤解してしまったようです。
1970年代まで、ボランティアは、若者中心でしたが、1980年代に入ると、中高年の女性の参加が始まりました。
もっと広く、日本国内でボランティアが広まったのは、1995年の「阪神・淡路大震災」の時でした。
参加層は、学生、会社員、退職者等多様な層に広まったのです。
2011年の「東日本大震災」の時は、約200万人がボランティアに参加したとされています。
ボランティアの魅力を伝えよう
ボランティアの魅力は、一人ひとりが、自発的、主体的に社会の多様な課題に取り組むことでしょう。
そうすることによって、参加者の中から様々な発見やアイディア、解決策が生まれるものです。
それにより、地域社会の基盤は強くなっていくことでしょう。
一人ひとりが活かされるような住みよい社会をつくっていくために、私たちはボランティアの魅力を多くの人に伝えて行くべきです。
ボランティアを通して皆で幸せになりましょう。